「俺は床屋だったんだよ。でも津波で全部流されて。もう年だし店をやるにしてもねえ。だから年金で生活してるわけ。ギリギリなら暮らせるよ。だけど、旅行したりとか、お姉ちゃんのいる店で一杯やったりとか、そういうことはもうできないの。だから今日こうして若い女の人に手を触ってもらえるなんてもう一生無いと思ってた。生きてると良いこともあるもんだね」
今回初参加のアロマハンドマッサージに来ていた被災者のおじさまの言葉。
今年の秋祭り
例年は真夏に開催していたので、猛暑で倒れそうになりながらのお祭でしたが、今年は本当に過ごしやすい一日でした。
タコ焼き、山形の芋煮、ボディマッサージとヘッドマッサージ、タピオカやマカロンにバルーンまで。
おばちゃまたち、タピオカを初めて食べたそうで。
「なにこの黒いツブツブ。これも食べるの?」
といいながら、笑って過ごしていました。
相変わらず大人気のチア、そして密かなブームになりつつあるマッスルコンテスト、何とも言えぬ空気感を生み出した漫談と、イベントステージも盛り上がりました。相変わらず大人気のチア、そして密かなブームになりつつあるマッスルコンテスト、何とも言えぬ空気感を生み出した漫談と、イベントステージも盛り上がりました。
「また来てください」「いつまで来てくれますか」
そんな言葉を貰いながら「いつまでも通わせてください」と答えるスタッフたち。
本当に素敵な一日でした。
石巻市渡波地区さくら町の皆さん、またお会いしましょう