東日本大震災発生から2年1ヵ月

石巻市仮設開成団地に2度目の炊き出しに訪れました。

ここは、5000人の被災者が避難している地域であり約1000世帯が

暮らしております。先日、地元の復興を考える市民の会の方から連絡を頂き

この地域の平均預貯金10万円を下回った世帯が全体の40%だと申されておりました。

「大関さん!復興どころじゃないよ!炊き出しだよ!みんな飢え死にしちゃうよ」

とおっしゃっていました。

それだけではありません

「津波に飲まれて死ねばよかったなあ、、、、、、、、、、、」
愚痴をこぼす被災者が増えてきたような気がします。
それは「生きる」のが辛くなってきたからだそう。
ある地域。壊滅した地域です。商売されてますが、
「住民が消えちゃったもん。客が居ないんだもん。商売にならないよね」と言います。震災前から借金を抱えていた。その借金を抱えたまま「仮設商店街」に新店舗を構えた。が、知人からは「石巻の中心市街地に引っ越して、商売再開しなよ」とアドバイスを受けるとのこと。
「でもさ、、、、無理なんだよ。借金があるし、仮設商店街に入居するときだって、一定の借金をしたんだから。さらに市街地に引っ越して商売を再開したら【三重ローン】になるんだよ。そんなの絶対に無理だってば」
と、出るのは利息と溜息ばかりだと・・・・・。
「こんなに商売のことで、借金に追われる人生になるとは思わなかったんだよね。借金のことを考えると、あの時【...死んじまえば】良かったんだ」と言うのです。側にいる奥さんが、泣いて・・・・・。
耳を傾けている側も参ってしまうとのこと、
特に、奥さんが大粒涙を流して、声を出して泣いていたのは、本当に辛い。「生地獄」というのは、まさに現状の石巻のこと。
「福島の被災者に比べたら、良いほうだとは思うけど」と、福島の被災者への思いやりも口にするんですって、でも、石巻なりの、生地獄があるんだ。
と長電話をすることが多々あります。
僕らは、一緒に頑張ろう!って肩を叩く事しかできませんが、もっともっと
その生地獄で苦しんでいる被災地の現状を紳士に受け止め、みんなで
命の大切さを噛みしめてもらえるように、直視したいと思いました。
                                  大関真悟

 

 

 次回炊き出し予定

 次回炊き出し予定は、

2024年 11.24

能登半島七尾予定

朝9時集合

バスも池袋からでています

是非、ご参加及び協賛をよろしくお願いいたします

  協賛募集

協賛金の振込先は以下になります。

 

りそな銀行

本郷支店 

普通 1820959

名義 

ライフサポート復興を支援する会

 

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