2014年最後の炊き出しは、石巻市仮設住宅開成第10団地で行ないました。用意した400食のラーメンは、1時間ほどでなくなりました。凍てつく寒さの中で、列を作ってラーメンを待って頂き本当にありがとうございます。
こちらの自治会長の三浦さんは私たちにこうお話いただきました。「ものすごく寂しい、ものすごくね、だからこういう行事があると、仮設住宅に住む人たちは、みんな心待ちにするんだ、もうすぐ4年経つけれど、東京の人達は復興が完了したと思ってるのかな? 寂しいよ」と、切にお話いただきました。
現在、仮設住宅も合併が進んでいます。小さい仮設住宅は取り壊され大きな仮設住宅に引越しをします。
「4年が経とうとして、抽選で入った仮設住宅、知り合いはほぼいなかった。ようやく4年で作り上げたコミニティが・・・・・・・また引越し・・・・・・・・疲れるなぁ」
そういった本音を最近よく聞きます。
50歳60歳70歳になって、新たにコミュニティを構築するのがどれほど大変なことか、それは測りしれません。ようやく構築したコミュニティが、また仮設住宅の合併で1から構築しなきゃいけない これは、相当きついですよね 精神的につらいと思う。被災地ではまだまだ問題が山積みなんです。だからこそ、そのお話を聞いてあげる場があったり、イベントがあれば、少し心が楽になるとおっしゃっていただけます。だからこそ、今、被災地には
今だからこそ、支援の手が必要なんです。私たちは、被災地に向日葵のような笑顔が戻るその日まで、私達のできる復興支援を貫くことを約束します。
理事長 大関真悟