今回、我々が訪れたのは、石巻市は渡波地区の渡波第二仮設住宅に炊き出しに参りました。
だいぶ寒くなってきたので朝は、軽いダウンジャケットが必要です。これから本格的な寒さが訪れるのでしょう。仮設住宅は寒さにめっぽう弱いのです。
最近、ふと思ったのですが、被災地の車のナンバーが「311」が多いのです。「311」のナンバーの車を乗ってる方にお聞きしたら、「命日だからね」とおっしゃいました。その方は、旦那、娘、叔父を亡くしたそうです。車のナンバーにした「311」人それぞれとてつもない想いがあるのだと再認識いたしました。風化させてはいけないから「311」をつける方、自身の身内の命日の「311」まったく異なる想いです。私達は、本当に風化させていないのか?311で、いまだ仮設住宅に残されてる方々、全国様々な場所に引っ越しを余儀なくされた方々、まだ終わりは見えません。風化はしてはいけないんです。被災地は復興していません。私達は、被災地に向日葵のような笑顔が戻るその日まで、自分たちのできる復興支援をしていこうと心に決めております。 理事長 大関真悟