私達の炊き出しも毎月通い続けて3年と7か月が経ちました。
ガレキだらけから今に至るまで、とてつもなく長い日にちが経ちました。
しかしながら被災者の仮設住宅生活は、まだまだ続きそうです。ここ宮城県石巻市だけでも、15000人近くの人が、先の見えない仮設住宅で暮らしております。
今回我々が炊き出しをさせて頂いたのは、渡波北部仮設住宅になります。我々の拠点でもある仮設住宅です。東京から車で夜中到着した際、そこの集会場で仮眠をとらせて頂きます。そして朝ごはんまで頂きます。もはや第二の故郷と言っても過言ではありません。もはや炊き出しの枠にはとどまらず、もちつもたれつの関係を続けております。
普段は、シ~ンとした仮設住宅も炊き出しの日は朝から賑やかです。今、被災者に必要なのは、コミュニティだと思います。少しでも、ちょっとでも、話ができれば、つらい仮設住宅の生活も耐えられるとおっしゃって頂きました。90歳の誕生日を迎えたおばあちゃんも、もう顔なじみです。私達は、被災地に向日葵のような笑顔が戻るその日まで、復興支援を続けていきたいと思います。