2012年3月 東日本大震災発生から1年

震災から1・・・・。 ライフサポート復興を支援する会の大関です。今回我々が訪れたのは、宮城県石巻市湊町公民館でした。この地域は、石巻港にほど近い民家が多く、震災の津波で、民家の1階部分が浸水し、2階で生活していた在宅被災者が多い地域になります。ようやく電気・水道が使えるようになったとおっしゃっておりました。

すぐ裏には、ガレキの一時置き場が山のようにあります。気温1度 雪がちらつく天気で、ちょうど1年前と同じような寒さだと皆さんおっしゃっていました。我々復興支援部は、温かい本格とんこつラーメンを300食提供するため段取りをはじめました。何度かここ石巻には通っているせいか我々が来る事を知り、顔なじみの方々が離れた場所からも来てくださいました。

石巻復興を考える市民の会メンバーが湊町公民会を修復しました。

修復が完了した公民館
修復が完了した公民館
美味しい美味しいとおっしゃってくださった
美味しい美味しいとおっしゃってくださった

 あっという間に300食はなくなりました。あと片づけをしながら思いました。

本当に凍りつくぐらい、水が冷たいんです。3秒もしないうちに手が固まってしまい激痛が走るような冷たさ・・・・・・。

震災時、津波から助かった方たちでも、この冷たい水に腰まで浸かって移動したと聞いています。

4日位濡れたままだった人がほとんどだったと・・・・・・・。水に浸からないと移動できなかったので仕方なかったようです。 凍てつく水に濡れながらでも身内の安否を確認したくて、さまよったと聞きました。

僕らが食器洗いしながら「痛い」なんて本当に甘ったれた感情だなぁと感じました。もっともっと被災者の方達の苦労を理解しなくてはいけないのに、理解していないから「痛い」なんて言えるんですよね。

今回、公民館という事で、芸能人の城咲仁さんをはじめ3人に同席してもらい、公民館に集まってくださった方を激励させて頂きました。そして、今年1月にようやく再建した水産加工工場を訪問しました。そこで働いてる皆さんは、本当に仕事をできる喜びを噛みしめながら生き生きと仕事していました。本当に素晴らしい光景でした。

いつも、訪れる度に思うんです。逆に僕らが元気を頂いてるのではないか? 

今回もう一つ、大きな事を学びました。それは、笑顔が命をつなぐという事、まぎれもない事実です

これからも自分のがんばろう日本貫きます。                        文 大関真悟

お礼の発信
お礼の発信
復帰した水産加工会社 保原商店
復帰した水産加工会社 保原商店
門脇地区広場にて
門脇地区広場にて
炊き出し参加者にて
炊き出し参加者にて

 次回炊き出し予定

 次回炊き出し予定は、

3月11日 石巻追悼ボランティア

3月23日 名古屋路上生活者支援活動

3月30日 能登半島七尾ボランティア

5月25日  石巻市 春祭り

  協賛募集

協賛金の振込先は以下になります。

 

りそな銀行

本郷支店 

普通 1820959

名義 

ライフサポート復興を支援する会

 

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