今回我々が訪れたのは、宮城県石巻市追波川河川運動場公園川前グラウンド応急仮設住宅前に炊き出しに参り ました。途中宮城県石巻市雄勝公民館を通りましたが、3階建ての建物は屋根まですっぽり津波にのまれ、 全撤去を待つだけの状態でした。報道などで知られる大川第一小学校には沢山のお花がお供えされていました。 まだまだ復興にはほど遠いのが現状で手つかずの場所も数多くありました。 仮設住宅で暮らす方々の多くが就職難という大きな問題に頭を抱えています。仮設住宅も1年延長されましたが、 あと2年弱で追い出されてしまいます。阪神淡路大震災との大きな違いは、大阪府が隣あることでした。 比較的就職や仮設住宅から離れるのも、東日本大震災の被災者に比べ容易だったと言えます。先の見えない不安
に押しつぶされそうな現状と戦う人達に2回目の厳しい冬がまもなくやってきます。我々には就職などは大きな問題 過ぎてどうしていいかわかりませんが、精一杯励ませればと心から思います。
被災地にひまわりのような笑顔が戻る日まで、全力で、復興支援を行う事を約束いたします。