2011年6月 活動報告
石巻市鹿妻の女川街道沿い以前牛角跡地前にて、被災者の健康を考慮した
「野菜ら~めん」
の炊きだしをおこないました。この地域は、半壊の家屋が多く、在宅被災者が数多くいらっやる地域になります。
現在の石巻市の被災地では新たな問題がいくつか発生しております。被災した際に冷凍工場の冷凍食品が解凍され大量の
汚物となり悪臭を放していたり、街中や避難所に大量に発生しているハエが寄生虫をつけて飛び回っていたり、信号機が復旧
されていないので、朝夕は大渋滞が発生したり、何よりも、写真でもわかるように、地盤沈下による液状化で大潮の際は、沿岸
部の道路などにまで潮があがってきてしまいます。
水道電気が、震災4カ月過ぎていてもまだ復旧しておりません。東京より600食分のら~めんが作れる機材や材料、勿論、麵を
茹でる水、スープ用の水も積み込んで参りました。
配給は、毎日定期的におこなわれるのですが、炊き出しは1カ月ぶりだということでした。
600食はあっというまになくなってしまい、急遽、残った野菜とスープで『豚骨野菜スープ』をつくり追加200食を炊きださせていた
だきました。
子供達も野菜が入ってるけど「美味しい美味しい」って言ってくれました。
これだけの国災に見舞われながらも、被災地の方々は、本当に毎日を前を向いて一歩一歩前進しております。