3月11日から5カ月経った8月、
宮城県石巻市女川
街道沿いの湊小学校に豚骨らーめんの炊きだしをいたしまし
た。女川は4階建てのビルを倒ただけでなく数メートルも流さ
れた、驚異的な津波に襲われほぼ全壊してしまった町です。
ガレキこそ以前訪れた時よりは減りましたが、まだまだ写真
のとおりです。震災から4カ月経ち被災地に滞在しているボラ
ンティアの人達の顔にもかなりの疲労が溜まっているのが分
かりました。しかし、明るい兆しが見えたのも事実です。朝、
避難所の体育館でご老人達が棒を持って輪になって笑顔で
はしゃいでたんです。実はそんな光景は被災地に入ってから
はじめてみたんです。湊小学校の受付担当の人にその事を
尋ねたら『被災したご老人のほとんどがサイバーズ・ギルトに
陥ってしまって最初は1人も参加してくださってなかったんで
すようやく笑顔が見れるようになった』っておっしゃってました。
どん底から自分の足で1歩1歩踏みだしたんですよね、あらた
めて人間は助け合い支え合うんだなぁって思いました。
ライフサポート復興を支援する会でできる事を考え、
被災地にひまわりのような笑顔が
戻る日まで、全力で、復興支援を行う事を約束いたします。
2011年8月 文 大関真悟